お知らせ

後期バイオ合同ゼミ(イブニングセミナー)報告

後期バイオ合同ゼミの報告です。

日時 11月28日(木) 午後6時30分~8時30分  場所 52号館 302教室

演題 「自営業という選択肢~自立した生き方」    

講師   東京ロボティクス(株)代表取締役 坂本義弘 氏(校友)

   坂本氏のプロフィールは下記を参照ください。

  イブニングセミナー バイオ合同ゼミポスター

  201911RR

聴講学生  学生 244名 修士 193名 合計 437名

     学科別 機械科学・航空学科 136名 総合機械工学科 301名

講演内容  初めに担当の総合機械工学科菅野重樹教授が講師坂本義弘氏についてユーモアを交えて紹介された。講演概要は以下に示します。

 ① 東京ロボティクス設立までの経緯として、早稲田大学創造理工学部総合機械工学科をを卒業、そして大学院を修了、この間ずっと菅野研究室で研究活動を続け、その後、外部で活動をしていたが、再び学位を取得する必要性を痛感、位置情報システムで博士号を取得した。東京ロボティクスの業務は産業用ロボットを作るのではなく次世代の人型ロボットの開発が中心。 ② 人生時計という考えを学生に紹介、72年の人生を24時間に短縮、今の学生は朝の7時に相当する。思い切って何でもできる時期にあることを説明した。③自立するための条件として 人が必要とする技術と人から尊敬される人格を持ち合わせることが必須。そして行っていることが社会貢献の価値があること。④ 自立のパターンとして個人で行うフリーランスエンジニア、中小企業勤務から発展、ベンチャー企業設立の3つがあること。ベンチャー企業方式が最適なこと。⑤ ベンチャー方式は当初の資金を集めることが大変だが、新しい世界に入っていくという感動、成功した場合の報酬の大きさ、外部からの評価の大きさ等 その世界でしか味わえない喜びがある。⑥ 社会に存在する悪についてもしっかり対応することも必要。⑦ 某大学では優秀な学生はベンチャーや投資会社設立に向かうものが増えてきた。早稲田大学ではまだそこまで行っていない。⑧ 大企業で活躍することも大切だが自立という道は険しいが充実感がある。⑨ 早稲田大学のインターンを受け入れることもできる。

学生の反応  最後まで全員が真剣に聞き入っていた。          以上